客席から見える舞台の両端を「袖(そで)」と言いますが、観客から袖の外側(袖中・そでなか)が見えない様にする為に吊るされている黒い幕の事です。
昔の話になりますが、若い新人が現場に来た時の事です。
転換で大道具の引枠(ひきわく、大きな台車のようなもの)が袖幕に引っ掛かりそうだったので、その新人君に「袖が引っ掛からない様に注意しててね」と言っておきました。
彼は本番中、腕捲くりをして頑張っていたんですが・・・。
後で聞いた所、自分の袖が引っ掛からない様に注意してと言われたと思ったそうです。
ちゃんと「袖幕」と言ってあげれば良かった。
(袖幕を略して「袖」と言う事も、しばしばあります。)
袖元のお洒落は「カフス」ですよね。
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